ヤングアニマルに連載の平塚柾緒 、武田一義が手掛ける漫画「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」が第84話を含め、残り4話で完結することが明らかに。
昭和19年の夏。太平洋戦争末期。サンゴ礁の海に囲まれ、美しい森に覆われた楽園・ペリリュー島に、ある日突然、兵士となった漫画家志望の青年・田丸の物語。
本日発売のヤングアニマルに『ペリリュー-楽園のゲルニカ-』84話が掲載です。
− 武田一義@ペリリュー10巻1月29日発売! (@144takeda) January 21, 2021
今回は巻頭カラー!
そして完結まで残り4話、よろしくお願いします! pic.twitter.com/wbEkelrCii
その島は、日米合わせて5万人の兵士が殺し合う狂気の戦場で、東洋一と謳われた飛行場奪取を目的に襲い掛かる4万の米軍の精鋭。「徹底持久」を命じられた1万の日本軍守備隊が迎え撃つ。
2021年1月29日には、単行本「ペリリュー-楽園のゲルニカ-」第10巻が刊行。2021年2月28日(日)まで、紀伊國屋書店ほか全国55店舗では購入特典として、武田一義による描き下ろしイラストカードがもらえるイベントを開催。
第10巻には、終戦からおよそ1年半が経ち、昭和22年3月。田丸と吉敷は「生きて日本に帰る」という約束を果たすため壕からの脱走に成功するシーンを収録。
投降し、数多の苦難を共に乗り越え、生死を共にしてきた仲間の敵になるということ。仲間にとっての正しい行動とは何かを考える。
全体を危険から遠ざけるための規律か、全員を救うための危うさをはらんだ勇気か。指揮官として命がかかる決断を迫られた島田。混乱の中、島に銃声が響き、生き残った兵士はそれぞれに、ゆずれない正義があって。