キャラクターの性格を表現するのあたり重要となるのが目。特に目の描き方は形に基本はありません。
というのも、それぞれ個人差があるので、つり目であったりたれ目のキャラクターがいるからです。
例外もありますが、表情だけでキャラクターの性格を表現することができます。
目の描き方には、系統があり、リアルテイストで美しく描かれているのが美麗系。
美麗系は、まつ毛などの細かい描写、下瞼の線が長くしっかりと描かれているのが特徴です。
可愛らしいことを前提としたのが萌え系。萌え系は、すっきりしたシンプルな線で、下瞼の短い線で描くのがポイント。
目を描く方法
元気なキャラクターを描く場合は瞼を上げて目を大きく空いていることが多いです。
明るく憂いはないが、未来に希望を持っているイメージで、活発で明るく熱血漢なキャラクターに向いています。
大人しいキャラクターの場合、元気なキャラクターとは違い、瞼を下げ、目を伏せているのがポイント。
どこかおぼろげで瞼が落ち、引っ込み思案で、ミステリアスなキャラクターに合います。
クールなキャラクターの場合は、大人しいキャラクターと似ているところはありますが、目頭を細めることで、キャラクターが意識的に目を細めているような表現ができるのでクールな印象を表現することができます。
つり目と合わせと、一匹狼や飄々としているキャラクターが当てはまると思います。
多くのキャラクターを描くイラストや漫画は、目の特徴を描き分けることでさまざまなキャラクターの個性を表現することができます。
イラストは個性を表す一つの手法ですが、絵の中でも印象を左右する大きな要素でもあるので、自分なりの目の描き方を探してみて下さい。